昭和31年6月、 兵庫県尼崎市に生まれ育ち、 幼少より文字の美しさに魅かれる。
芸術と福祉の世界に身を置き、自由な発想と企画でアートとケアをマネジメントする。
昭和 62年12月、母の自死を通して家族の精神疾患に向き合い、当事者の苦しみと家族の悲しみを背負う。
平成2年、公益財団法人日本書道教育学会·大阪書学院に入学。書道師範取得とともに書道教室を開設。
以来15年間、 地域の幼児から一般を対象に書道教育を学ぶ傍ら、 介護の世界にも足を踏み入れ衝撃を受ける。
平成18年4月、書道教室を閉設して起業。複数の介護事業、芸術活動を立ち上げる。
その間、日本福祉大学を経て介護福祉士、介護支援専門員、相談支援専門員、社会福祉士を取得。
人と人、人と地域、人と社会保障制度とをつなぎ、障害があっても最後まで地域で暮らせる地域づくり、組織作りを目指す。
令和3年3月、京都芸術大学大学院芸術修士取得。「人は何のために生きるのか」「芸術は誰のためにあるのかを」を問い、芸術x福祉のあり方として、地域課題「つながりの希薄化・孤立化」に向けて、地域住民参加型協働によるコミュニティアー トを実践。
芸術活動が社会教育のみならず、人や地域のつながりの構築と再生の可能性を持つ社会福祉援助技術、ソーシャルワークとなることを検証。
今後、人口減少、超少子高齢化、SDGsを見据えた「地域の人々を地域の人々で支えあう」をコンセプトに、子どもから大人まで楽しめる芸術X福祉の可能性を追うプロジェクトを提案、新たなソーシャルワークデザイン ハミング倶楽部を展開する。
「至誠天に通ず」(まごころをもって事に当たれば良い結果がもたらされる)「隗より始めよ」(まず、あなたがやりなさい)を人生の道標としてこれからも地域の人々と共に歩んでいきたいと願っています。
有限会社ハミング・代表取締役 中井 芳美